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コラボ企画第二弾 『M探偵・明茶マピ郎 の事件簿 』 プロローーグ
2010-11-01 Mon 00:18
「……はぁ…………ハッ…………ハぁ…… …………………ふゥ……」
「…………………………………………………………………………………どうだ?………」


「………はぁ……ハぁ………………あぁ。………終わったよ。………間違い無い。」
「…………………そうか。…………………じゃあ、手早く済ませよう……時間がない。」
「あぁ、そうだな。…………急ごう。」



闇の中、男たちの荒い吐息と囁き声だけが 深くねっとりとした静寂を掻き乱す。
照明を消された大部屋は薄暗く、窓から差す微かな月明かりだけが 闇に複数の男たちの
影を浮かび上がらせている。

光の差す窓はかなり大きく、本来ならこの部屋の内部も もう少し鮮明に見渡せる筈なの
だろうが、規格外に大きい部屋のスケールのせいで 照明としての役割を十全に果たしている
とは言い難い。
補助的に光量を補っていたであろう暖炉も今は消され、広大な敷地のど真ン中にポツンと存在し
近場から差し込む人工の光も無いとあっては、内部が薄暗いのも無理からぬ事かもしれない。

闇の中 ガサゴソと蠢く幾つかの影が交錯し,妙に有機的なコンビネーションで何事かを為して
いるのが、かろうじて見て取れる。
影たちの内のひとつが、動きの中で 一瞬だけ月明かりの範囲以内に姿を現わす。
先刻 息を荒げていた その影の顔は、野獣…… 柳眉を逆立てた憤怒の形相の虎のマスクで
覆われていた…



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「で、警部補どの。状況は?」
「見ての通りだよ!現場は完全に保存してある。いちいち聞かずに テメェの目で確かめろ!」

憤懣やるかたない表情で 両肩を怒らせた警部補が、そっぽを向いたままブッキラぼうに応える。
本当は無視してしまいが、なにせ警視総監直々の指名助っ人とあっては あまり無碍にも出来ない
……まぁ、そんなトコロだろう。 まったく宮仕えは大変である。

くだらない考えをアクビと共に体外に排出しながら、広い部屋の真ん中で大きく伸びをする。
ただ漏れるアクビを噛み殺す事もせず、明茶マピ郎は 緊迫した作業を続ける
鑑識捜査官たちのただ中で 昨晩の情事の残滓を脳内で反芻していた。


(結局、眠りに入ったのは 夜も明けて大分経ってからだったからなァ…。こんな事なら寝る前に
事務所の電話線 抜いとくんだったぜ。)

くだらない考えを押し出した脳内で、もっとくだらない事を考える。
朝イチでけたたましく鳴り響いた電話を、反射的に取っちまったのが 運のツキだ。
いや、その前に あの難事件をヘタに解決したりしなければ、こうして総監閣下の御指名で
コキ使われる事もなかったかもしれない。 いや、きっと その前の……


「くだらねぇ事 考えてねえで ちゃっちゃっと仕事しろ!事件が解決出来なきゃ、手前ェなんざ
かっぽじった耳垢ほどの価値も無ぇんだからよォ!!」

記憶を遡り 生まれて来た事を後悔しかけていた頃、隣に立つ髭モジャ警部補から 檄が飛ぶ。
単なるあてずっぽうのヤマ勘だろうが、事実 マピ朗の脳内を占めていたのは くだらない考え
だったのだから、存外 馬鹿にも出来ない。


「オッサン、助っ人頼んどるクセに態度デカいなぁ。別にウチら 帰ってしもても構わんのやで?」
「せや。人に物 頼んどきながら、何やねん その態度は!マッピー、こんなオッサンの言う事
なんか無視して 帰ってしまおや!」

「うるせぇ、この露出狂どもめ。帰りたきゃ帰りやがれ!この屋敷を1歩出た途端、猥褻物陳列罪で
逮捕してやらぁ!!」


(やれやれ、海老原警部補の堅物ぶりにも困ったモンだ。)

髭モジャの固ブツ警部とイガミ合っているのは、我が探偵事務所の誇る有能なる美人姉妹助手、
guppy=チョッチョリーナ・22歳トットリーノ=ひだりで=スーだ。
同じイタリア人を父に持つ 金髪と黒髪のハーフの異母姉妹は、ともにブルーの瞳を見開いて
エビハラ警部補と睨み合っている。

仁王立ちの2人は かなり露出度の高いメイド服を着て、尊大に踏ん反り返っている。
懸命に2人を視界に入れない様にしてはいるが、近くでしゃがみこんで作業している鑑識官など、
気の毒なほど 意識しているのがバレバレだ。

(まぁ、仕方あるまい。実際、昨晩のベットの中での彼女たちと きたら…… )

「そこぉ!くだらんエロ妄想しとらんと、さっさと推理せんかぁーーー!!」


またもエビファラ警部補殿の一喝が飛ぶ!
首を竦めたマピ朗が 父に怒鳴りつけられた子供の様にバツの悪そうな面持ちで足元に目をやる

かつてフカフカであったろう絨毯には、高価な絨毯を台無しにした原因である物体… 
豹柄のローブに身を包んだ 大きな男の死体が横たわっていた。

エビフラ警部補の目配せを受け、マピ朗の隣に控えていた鑑識官が 判明した事柄を朗読する。

「死体の男は、イボンヌ=大老。57歳。 この屋敷の主です。
死因は 鈍器による頭部への殴打。あそこに転がっている大理石の置物が凶器と思われます。
頭部への打撃痕は確認出来る限り3箇所。発見当時、この部屋の扉は 内側から施錠されており、
完璧な密室状態で……

眠たげな鑑識官の声を ピンク色の脳細胞に刻み込みながら、マピ朗の瞳は 室内のある一点に
吸いつけられていた……。



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長らくお待たせしました。 企画第二弾。第0話です。
今回は推理モノにしてみました。配役はかなりの偏りを感じる方もいらっしゃるかも
知れませんが…、 えぇ、ワザとです^^;

前回 告知したとおり、次に書かれる方は 前の方のアップから、24時間以上経過してから
アップしてあげて下さいね♪

さて 次に皆様の気になる順番ですが、作らせて頂いた『スんず区サイコロ』x2を
交互に振りました結果、以下のように決定致しました。
皆さん 大変ですが御了承下さいませ♪

第0話→ ponさん→ ファンガツさん→ おきゃんTさん→ マッピーさん→ 
さまzさん→ クッタスさん→ 夜霧さん→ プレジさん→ 取鳥さん→ スんず区→ 
溝丸さん → 温度差さん

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